2020年01月30日

日常を思い出に

気がつけば明日で1月が終わり。
今年最初の直営店ブログを担当しましたが、どんなことを書こうか考えた日からもう1ヶ月が経とうとしています。
1月2月3月は「行く・逃げる・去る」なんてよく言われるのも納得です。
この調子だと2月3月も、そして1年なんてあっという間なんだろうな。
もうそんなに経ってしまったのかと驚くと同時にちょっぴり焦りも感じています。
今年特に心がけたいことなどいくつか考えていましたが、この1年で達成できるかさっそく不安です。
そのうちのひとつは写真をたくさん撮ること。
重要な出来事はもちろん、何気ない日常の1コマまで。いろんな場面を写真として今まで以上にたくさん収めていこうと考えています。以前、人生の先輩たちに今のうちにやっておいた方がいいことを聞いた時、多かった回答が「写真を撮ること」。思い出を写真という形で切り取って残しておくのは大事なんだそう。
確かに過去をただ頭の中で振り返るとぼんやりとしか思い出せない出来事も、ふとスマホのカメラロールを見返すとその時の様子が鮮明に頭に浮かぶんですよね。当時のちょっとしたエピソードなどは写真をみて初めて思い出せることもあるんです。そういえばこんなこともあったな、懐かしいなというように。人の記憶は曖昧な時もありますが、写真は記憶以上に当時の様子を残せる力があるみたい。
友人との昔話で相手は覚えていても自分が覚えていない時やその逆などで、さみしい気持ちになったりさせたりすることが減りそうですね。
そして数日前、甲府にもうっすら雪が積もりました。普段の甲府本館の庭園はこんな感じ。

雪が積もった庭園は普段の様子と一味違ってさぞかしいい雰囲気だろう、これはチャンスだなとわくわくしていたのも束の間、たまたまお休みだったのと1日で雪が溶けてしまい、写真を撮りそびれてしまいました。
これは日常の一部ですがこの時期ならではの風景のはずだったのに。
せっかくのシャッターチャンスを逃してしまいました。悔しい。
周りの大人たちは雪はもう勘弁という様子ですが、私はあともう1回だけ雪が降ってくれないかなと密かに願っています。
良い1年のスタートダッシュはきれなくてもこれから挽回挽回。
今回は写真を撮りそびれてしまいましたが時が経ち、このブログを見てこんなことがあってこんな気持ちになったなと思い出せたらこれはこれでひとつの思い出になるんだろうな。

甲府本館 ふるや