2019年07月27日

幸せいっぱい

先週、ハイジの村で開催されたスイスの花祭りに参加しました。我が家では夏休み中の恒例行事になって、今年で5回目の参加です。

私が子供の頃、草花を使って作る冠は憧れでした。近所に蓮華やシロツメクサは沢山あったけれど、冠の作り方は知りませんでした。

今のようにネットで簡単に検索して調べる時代でもなく、直接作り方を教えてもらったほうがわかりやすいのですが、周囲に作り方を知っている人もいませんでした。

その為、初めて花祭りに参加し花冠を作った時は不格好な形の仕上がりでしたがとても嬉しかったことを覚えています。参加回数を重ねるごとに、花冠も上手に作れるようになりました。

そして、毎年イベント終了後には作り方のコツを忘れないよう、子供と一緒にすぐハイジの村のキッズガーデンに直行です。

ハイジの村、シロツメクサが沢山あるのです。暫く摘んでいると次女が「あっ、見つけた」と四つ葉のクローバーを嬉しそうに持ってきました。実物を見たのは私も子供達も初めてでした。

見つけるのは難しいと思っていましたが「またあった」と次から次へと見つけてきました。私と長女は一つも見つけられませんでしたが次女は一人で約一時間で9つも。

「じゃあ、きりのいいところであとひとつ見つけたら帰ろうか」と、いつの間にか四つ葉のクローバー探しに夢中になっていました。声をかけてから5分もしないうちにやはり次女が「見つけたから、もう帰ろう」と持ってきました。皆で出口に向かってはいましたが、私と長女は諦めきれず目線はずっと下に向けたままでした。もうここを通りすぎればシロツメクサがなくなりそうなところで、なんと幸運にも長女も私も1つずつですが、四つ葉のクローバーを見つけることができました。その時の長女の笑顔が凄く嬉しそうで見ている私もとても嬉しく幸せな気持ちになりました。そして最終的にはなんと14個も四つ葉のクローバーを見つけました。すべては無理でしたが、記念に押し花にしています。

 

かずはる