2019年05月12日

つばめの巣

毎年この季節になると和戸店にツバメがやってきて巣を作り、今は卵を温めています。

ツバメはより快適な場所を選び、外敵から巣を守るため人通りの多いところに巣を作るという習性があります。ツバメが巣を作るのは居心地の良い家の証拠とも言えるため、家の軒に巣を作るとその家は繁栄すると言われているそうです。

そういったことから、日本には昔からツバメが家に巣を作るのは「縁起が良い」とされており、たくさんの言い伝えもあります。

 

「縁起が良い」言い伝えを調べてみると、

「ツバメが巣を作るとその年は豊作になる。」

 ツバメは稲作の害虫を餌にするので農家の人たちには特に大切にされ、縁起の良い鳥として言い伝えられてきたという背景があります。

「金運が良くなる」

  温度、湿度、風通しなどの環境が良く、人通りの多いところに巣を作るためお客さんがたくさん来て繁盛すると言われています。

「子宝に恵まれる。」

  ツバメの巣には37羽ほどの雛がおり親鳥が甲斐甲斐しく世話をする姿も、ツバメと子宝や家庭円満を結びつけて考えることにつながってきました。

まだまだたくさんの言い伝えが存在します。

日本だけでなく他の国でもツバメは「幸運の鳥」とも言われているみたいです。

世界中で愛されてきた鳥だったんですね。

 

今はまだ卵を温め中ですが、温かく見守りヒナがかえるのを楽しみにしています。

和戸店  渡辺